今月面白かった本

どうもこんばんは。私です。大好きなふぁみちゃんがブログを書いていたので私も始めてみた。土佐日記ではない。4月ももうそろそろ終わるがやっと朝塾に行って6時間くらい絵を描いて夕飯時に帰り寝るという生活が板についてきた。もう心は浪人生になりつつある。

さて私は学校に月に一度か二度しか行かないというゆたぽんとタイマン張れるレベルの社会不適合者である。だがこう見えて義務教育中は休み休み通っていた気がするので一緒にしないで欲しい。毎日絵の内容以外何も変わらない生活を送っているので特段書くことはないのだが今日は最近読んだ面白い本について話そうと思う。文才がないのでとっとと終わらせたい。

私はカズオ・イシグロが好きで何作か読んでいるが今回紹介するのは「わたしを離さないで」だ。もはや紹介せずともみんな読んでそうだが大人しく聞いて欲しい。本当に名著だと思う。この本の凄いところはご都合展開が無くただ決められた運命を歩くしかないところである。そして主人公達も力ずくで運命に抗わず受け入れてたんたんと生きていくところである。そこがなんだか妙に生々しい。作品を通して何も起きないのである。この本は前半で話のキーとなる部分が明かされるのでネタバレに気を使う必要は無いのかもしれないが気づいた時にはマジか…になった。なので自分で読んで欲しい。全く紹介になっていないが許して欲しい。

人生上の大きなイベントは大概個人で完結する。自分の受験や就職や結婚により影響を受ける他人なんてほんの数人だ。誰も平々凡々な自分の人生に興味なんてないのである。そんな私たちは妥協と我慢を繰り返して社会の隅っこに滑り込むような毎日を送る。滑り込んだ先で自分を見てくれる人なんていない。悪循環の始まりである。永久機関が完成しちまっなアア〜!!

WWW抗鬱切れた、さようなら。